治療 生活習慣編
僕は薬が効かないってことは運悪く治療薬の効かない残りの40%に入っちゃったんだな。絶望ループにはまったほむらちゃん状態でした。
それでも生活と仕事をしなくてはならず、良くなることを期待して生活習慣を変えてみました。
(1)禁酒
アルコールは胃でほぼ100%吸収されるためダメージを負っていた僕の胃は自然に飲むことを拒否していました。胃が痛いのに酒飲むやつは流石にいないか。
(2)消化の良い食べ物
食欲も減退しておりがっつり食べたいとは思えなかったので、お粥やうどんをメインに食べていました。うまいというより体に少しでも栄養を届けるために食べてた感じです。健康な人でもつい胃が不調の時はてんぷらや唐揚げを食べたいと思いませんよね。
(3)運動
すまん。。出来るわけない。
2ちゃんねるでも運動すれば調子いいぞ、軽いジョギングやラジオ体操でもいいからやるべきだってコメントあったけどそれができる人間は軽度だわ。
跳んだり走ったりしたら胃が気持ち悪すぎるし、のけぞるだけでもしんどいのによ。
エビのように前かがみ姿勢でじっとしているのが精いっぱい。買い物程度の外出すらしたくない。
(4)早寝、早起き
体内リズムを整える意味ではやる価値あり。人間は松果体からでるメラトニンというホルモンと視床下部からでる成長ホルモンが夜の寝ているときに多く分泌されるので重要。夜間勤務従事者に前立腺がんや乳がんが多いという報告もあります。
まぁ動きたくないから寝てました。
機能性ディスペプシアはQOLや生産性が低下するなんて書かれてるけどよ、ほんとにQOL低下してるなって思いますね。
治療 西洋医学編part2
PPIが効かなかったため、再びかかりつけ医に受診しました。
俺「先生、ダメっす。痛いっす」
先生「胃酸抑える薬効かないか。内視鏡では潰瘍やガンなどはなかったよ。心配しすぎじゃないの?原因はストレス性かね。じゃあこの薬はどうだろう。」
これって抗鬱薬じゃん。俺精神病だと思われてる(´_`。)゙
ガイドラインの治療チャートでも酸分泌抑制薬単独で効果が薄い場合に、抗不安薬や抗うつ薬などを追加することも推奨されています。
・ベンゾジアゼピン受容体に作用し、不安や緊張をやわらげます。また、筋肉の緊張をとる作用があります。
・通常、神経症、うつ病、心身症(高血圧症、胃・十二指腸潰瘍)における不安・緊張・抑うつ・睡眠障害の改善、けい椎症、腰痛症、筋収縮性頭痛における筋肉のこわばりなどの改善に用いられます。
・脳内の伝達物質(ドパミン)に作用することにより、抑うつ気分、不安、緊張、興奮をしずめ、精神状態を安定化します。
通常、うつ病・うつ状態の治療や精神状態の安定化に用いられます。
どっちも胃腸にも作用する効果があるみたいだ。特にスルピリドは元々胃腸薬として開発された薬だそうで、胃の粘膜の血流をよくして胃潰瘍の治りを助け、胃腸の動きを活発にして、吐き気やもたれの症状をよくします。睡眠作用や抗うつ作用を期待して処方する場合もあります。
はぁ~ストレスかなぁ。
痛ぇーちきしょー。この痛みで余計ストレスになってるよなぁ。
つーかほんとに俺、ほんまに機能性ディスペプシアなんか?分からんだけでもっとやべー病気なんじゃないの?
まさに負のスパイラル。同じ経験された方ならこの悪循環は分かると思います。
「胃がん 初期症状 」 や 「胃がん ブログ」などでググりまくってましたよ。
こういう時は散々検査したし、医者が違うゆうてるからもう迷わない!と腹くくったほうが楽です。素人がいくら考えても仕方ないからね。
ネキシウムカプセルに加えてデパス、スルピリドの3種類を服用してみました。
はいーーーー効かね。痛み取れないわ。入院させてくれマジで!!
続く
治療 西洋医学編
僕が行ってきた治療経過を綴っていきます。
基本的に日本の医学は西洋医学を取り入れています。
西洋医学とは人体の解剖、病気のメカニズムを解明し研究や論文によって医学的根拠(エビデンス)から有効な治療を行っていく治療です。
機能性ディスペプシアも2014にガイドラインが発行されています。
ちなみに僕は全部目を通しました(笑)
P69 FDの治療薬として、酸分泌抑制薬は有効か?
推奨の強さ(合意率) 1(91%) エビデンスレベル A
エビデンスレベルの高いメタアナリシスは,2006 年以前の報告をもとにしたものである.7つの対象論文 3,725 名に対して行ったメタアナリシスでは,プロトンポンプ阻害薬(PPI)による症状軽減効果は,10.6%であると報告されている 1).2006 年のコクランシステマティックレビューによると,対象は non-ulcer dyspepsia ではあるが,ヒスタミン H2 受容体拮抗薬(H2RA)は,11 の試験 2,164 名の解析結果で,プラセボに対して 22%を上回る有効性が示され,PPI を用いた 8 つの試験 3,293 名の解析結果では,14%上回る有効性が報告されている(図 1)2).個々のランダム化試験については,1998 年の報告では 1,248 名を対象にした試験であるが,PPI による有効性は 36%であり,プラセボ(28%)を有意に上回る結果であった 3).しかし,下位分類別では潰瘍型には奏効したが,運動不全型には効果は示されていない.その後 2000 年の報告では,プラセボとの比較で PPI による上乗せ効果が 17.6%と示されている 4).その後も,PPI 治療での有効性がなかったとの報告 5)や,同種 PPI 治療であるにもかかわらず有効性が得られた報告 6)もある.その後の新規 PPI での報告では,4 週間 PPI 治療での有効性が 55.5%とプラセボ(30.2%)を上回ること 7)や 1 週間 PPI 治療での有効性も報告 8)されている.しかし,種々の報告をまとめてみても,酸分泌動態に影響を与える H. pylori 感染の有無別では,その有効性が異なるとの事実もあり,また 8 週治療後での有効性で差が消失するとの報告も多く,今後検討すべき課題も多い.さらには,2006 年に RomeⅢ基準が報告されて以降,その基準に合致した FD患者を用いたランダム化二重盲検比較試験の報告は少ない.RomeⅢ基準に合致した FD 患者を対象にした本邦からの報告では,逆流感や嘔気といった症状での改善効果はプラセボに対して
示された 9).その他オーバーラップとしての異常酸逆流を伴う RomeⅢ基準 FD 患者では,PPI治療が有効であることも報告されている 10).いずれにせよ,日常臨床のなかで汎用されているH2RA でも,FD に対する保険適用はなく,慢性胃炎での半量使用が認められているに過ぎず,PPI においても保険適用は今のところない.欧米を中心としたデータをもとに本文を作成した
が,prokinetics の存在しない国・地域での成績も含まれており,本邦からみた area bias の点も考慮すべきことは事実である.ムスカリン受容体拮抗薬,H2RA,PPI など,有効である可能性を示すこれら薬剤について,その投与量,期間など本邦における成績はまだまだ少ないことから,その標準化には今後のさらなる検討が待たれている.
お疲れ様でしたー。
簡潔にまとめると、多分内臓知覚過敏になっちゃってるから胃酸を抑えてみよう。
世界の各地で酸分泌抑制薬を使った群とプラセボ群では使った群では効果10~30%有意に上回っていた研究結果であった。心窩部痛症候群では効果が認められたが、食後愁訴症候群では効果がなかった。ピロリ菌感染の有無やPPI長期間投与においては効果がなくなる可能性があるのではないかということ。
それ以上に思ったのはプラセボ群が良くなりすぎじゃね?
・PPI による有効性は 36%であり,プラセボ(28%)を有意に上回る結果であった
・4 週間 PPI 治療での有効性が 55.5%とプラセボ(30.2%)を上回ること
偽薬なのに薬効いてるよキタコレ\(^o^)/で治るやつら。なんなん?
おまいらラムネでも治るんちゃう
みぞおち痛が主症状だった僕もかかりつけ医から酸分泌抑制薬処方していただきました。
ネキシウムカプセル(PPI)です。
- 胃酸分泌の最終過程で働く酵素体内で起こる化学反応を助け、速やかに反応が進むようにする物質の働きをおさえ、強力に胃酸の分泌をおさえます。
- 逆流性食道炎に伴う痛みや胸やけなどの症状をやわらげるお薬です。
- 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌主に胃の中に存在する細菌で、胃潰瘍、胃がん、血液疾患などの原因となる菌の除菌を補助するお薬です。
- 胃潰瘍や十二指腸潰瘍などを治療したり、再発をおさえるお薬です。
ようやくこのみぞおち痛から解放されると服用しました。
1日・・・・
2日・・・・
3日・・・・
7日・・・・
おい!効かねーじゃねーーか(`´)
続く
きつい仕事
いやぁ、みぞおちが痛くて仕事どころじゃナイッス。
家でも痛いのに仕事となるとまともに集中できない‼
早く終わんねー( -_・)?(*>д<)かなと常にみぞおちを気にしてました。
後半なんて胸焼けまで出てくる始末。ううー焼ける、死ぬわまじでΣ(゚◇゚;)。
あらゆる薬が効かない僕にとって生き地獄でした。
気休めでブスコパン飲んでちょっと働いてまた飲んでと。
※ブスコパンは本来胃腸の痛みや痙攣に対して劇的な効果があります。通常の痛みではロキソニンなどの非ステロイド性鎮痛剤が用いられますが胃腸には逆に胃を荒らすため使用されません。
こうなると仕事続けられません。2ちゃんねるとかで情報収集してましたが、機能性ディスペプシアはその症状ゆえに仕事辞めざる得ないケースがいくつもありました。僕は痛みメインですが食後愁訴症候群の吐き気やもたれも相当辛いです。食えないパターンなんて痩せまくって脳にも栄養いかなくて死にかけ状態になりますね。
ガイドラインにも機能性ディスペプシアは著しく患者のQOLや生産性を低下させる。との一文があります。これ書いた奴この辛さわかんのかよって疑問になるけど。
辞めたいと思いましたが、僕には家庭があるため辞めるわけにはいかなかったです。無収入ではローンの返済や生活費がどう考えてもやりくり無理だからです。
一度やめられる奴はいいなって愚痴溢したらめっちゃ叩かれました。
独身ならとっくに辞める決断してました。
キョクロンですが、もし腹にナイフが刺さった状態で働けますか?食中毒でめっちゃ腹痛いのに働けますか?そういうことです。痛いのに働けるわけねーじゃんか。
しかし僕はその何通り命削って働くのでした。
続く
復帰してみるも。。。。。
遅くなりましたが続きです。
2週間の休職をいただきました。
この病気はストレスと密接に関係しているため、職場を離れれば良くなるかなと思っていました。実際職場の上司とは折り合いが悪く、パワハラやモラハラに相当する言葉の暴力や仕打ちを受けたこともあります。
今までは生まれ持った反骨精神で抗って来ましたが、その継続するストレス負荷が胃腸にきたって感じです。30年生きてきましたが、他人がよく言うようなキリキリや胃酸が出すぎて胃が痛いと感じたことはなくみぞおちを殴れたあとのようなじんわり鈍く持続痛みでした。色々ググり、機能性ディスペプシアの多彩な症状の一つ 心窩部痛症候群(EPS)であることが分かりました。
RomeIIIによる機能性ディスペプシアの診断準[6][1]
- 以下の1症状以上:
a. 煩わしい食後膨満感 (Bothersome postprandial fullness)
b. 早期飽満感 (Early satiation)
c. 心窩部痛 (Epigastricp ain)
d. 心窩部灼熱感 (Epigastric burning)
が存在すること、かつ - 症状を説明しうる形態的異常(上部内視鏡検査を含む)がみられないことが満たされなければならない.
- 診断される6カ月以上前に症状が発現し,診断前の3カ月間に対して基準を満たしていることが必須。
- 週あたり少なくとも数回、通常量の食後におこる煩わしい食後膨満感
- 週あたり少なくとも数回、通常量の食事を完食することを妨げる早期飽満感
- 診断される6カ月以上前に症状が発現し、診断前の3カ月間に対して基準を満たしていることが必要支持する基準(Supportive criteria)
- 上腹部の膨張感(Bloating)あるいは食後の嘔気あるいは極度のげっぷ(Belching)が存在しうる
- EPSが共存するかもしれない
- B1b.心窩部痛症候群(Epigastirc Pain Syndrome:EPS)の診断基準
- EPSでは以下のすべての項目を満たしていなくてはいけない
- 週あたりに少なくとも1回、中等度以上の心窩部に存在する痛みあるいは灼熱感(Burning)
- 痛みは間欠的である
- 全身あるいは他の腹部や胸部に存在しない
- 排便あるいは胃腸内のガスの排泄(Passageofflatus)によって軽快しない
- 胆嚢とオッジ括約筋障害の基準を満たしていない
- 診断される6カ月以上前に症状が発現し、診断前の3カ月間に対して基準を満たしていることが必要支持する基準
- 痛みはやけるような性質であるかもしれないが、後胸骨部には存在しない
- 痛みは一般的に食事摂取によって誘発されたり軽快したりするが、空腹時におこることもある
- PDSが共存するかもしれない
実際には、更に幾つかの条件を加味する。
心窩部痛の診断基準を僕に照らし合わせるとこうなりました。
1.週に一度どころか起きている限り痛てぇよ 1日16時間くらい?フェーススケール1~4レベルが常時あります。余裕で該当します。
疲れると胸焼け、灼熱感を感じることもありました。
2.間欠的って言えば寝ている時間は除くかな。でもね痛みで起きることも度々ありましたよええ。
3.僕の場合は剣状突起から半径10cm辺りの痛み。腸炎起こしたときは下腹部だったけど今回は完全にいわゆるみぞおち、心窩部。イラストんとこ。
4.排便やげっぷやおならなどは関係ないわ。ガスによる痛みじゃねーもん。
5.胆嚢はエコーで見てもらいましたが腫れや胆石は指摘されませんでした。
黄疸もないしビリルビン値も問題なし。膵臓もアミラーゼが通常より130くらい。膵炎なら300~1000とかまで上がります。エコーでも自己消化されて萎縮している所見なし
みぞおち君やミスターみぞおちと同僚から愛称いただきました(笑)痛くて笑えねえよ
休職
なんとか解毒湯を2週間試しましたが、効果はありませんでした。
起きている時間は常に痛いみぞおち。こうなると仕事がきついきつい、特に夜勤はきつい。他のスタッフがあ~眠いと幸せな生理欲求をいっている傍ら必死に痛みと胸焼けの耐える僕。明け方は半死人状態。内臓の痛みはきついですよ、腰や足の痛みとは質が違います。疲れで出る心地よい痛みじゃない。健常人でも緊張したりした場合や食べ過ぎや空腹過ぎてちょっとの時間痛くなるってのは割りと多くの人が経験したことがあると思います。そりゃ短時間なら我慢できますよ。だけど痛いの24時間ですよ、睡眠の際は多少意識しなくなりますが、痛みと気持ち悪さで途中覚醒しまともに眠れてませんでしたね。
この時すでに発症して2カ月経過。時間換算すると1440時間痛みに耐えていました。痛みのフェーススケールでいうと常時1~2、疲労すると3~4。
痛みを緩和できる方法は今のところなし!!
退職考えました。痛くてまともに労働出来ないですもん。
かかりつけ医に痛みが辛すぎるとを言いました。また君かと呆れた様子で診ていただきました。もう一度しっかり調べて欲しいとお願いし、血液検査、腹部エコー、造影CT、胃カメラ2回目を行いました。正直医師も僕もガンを疑っていました。内臓腫瘍マーカーのーCIA,CA19-9は正常範囲、胃カメラも若干白くなっているところあるが生検結果も問題なし、エコーやCTでも膵臓の萎縮もないし胃も肥厚していない。
ここではじめて機能性ディスペプシアと診断されました。
診断書がないと上司が納得しない職場なのは分かっていましたから診断書をお願いしました。
病名 機能性ディスペプシア 鉄欠乏貧血 2週間の在宅療養を要する
職場に提出し休職しました。
治らないみぞおちの痛み
僕は今まで胃が痛くなった経験が全くなくみぞおち=胃だと解釈していました。ずっと続く胃痛!?はストレスで胃が派手に荒れているんだとも思っていました。他にも牛乳を摂取したりお酒を控えたり胃に負担となるものをとことん除外していったのです。
だけどなんだ,起きている時間は常にみぞおちが痛いΣ(>Д<)
押すとそりゃもう「ぐげげ、うえぇ」と我慢できない圧痛を感じました。はっきりいって家にいる時は海老のように背中を丸めて寝てるだけ。仕事はギリギリできるレベル。だけどもうね、業務が身に入らない。常にみぞおちの痛みを意識する。生き地獄とはこのことや!
生きている心地がしなく、かかりつけ医に電話します。
看護師さんが対応してくれ、もしかしたら鉄剤の副作用かもとのこと。ググると鉄剤は胃腸症状が吐き気や胃部不快などが高頻度で出ると書いてあります。1カ月飲んでなんともなかった鉄剤服用を独断でやめます。
辞めて1週間。鉄剤の成分は血中から余裕で排泄されているはずだけどみぞおちの痛みは相変わらず。
かかりつけ医に駆け込みます。
「駄目だ先生、みぞおちがいてえ。」
先生も困り顔(u_u*)。もしかしたらピロリ菌かな?
と言うことでピロリ菌の検査を行いました。
結果は......陽性
一時除菌治療を始めます。飲み忘れに注意しつつ7日間の服用終えます。除菌できたかの結果は2か月後。まだみぞおちは痛い。。。
この頃僕は違う病気を疑い、ググれks状態となっていました。みぞおちは胃だけはないんですよね。みぞおち奥には腹腔神経叢という神経の束が集まっており、内臓の痛みは全てここに集まります。例えば盲腸の初期、膵臓、胆石などなど。
セカンドオピニオンを求めて第二の医師に診察お願いしました。結果、盲腸も胆石も膵臓も問題ありませんでした。
「ファッ!?」
精神的なもんじゃない?落ち着けと処方されたのが抗不安薬のデパスとドグマチール。
1週間飲みましたが、全然関係ないわ。ちょっと眠くなるくらいの程度。ふざけんな効かねえじゃねーかよと激オコ状態で第二の医師に行きました。
「先生あまり効きませんでした。」
先生は面倒くさそうにうーんじゃあ漢方薬試してみる?自分に合った漢方薬探すしかないよ。このときに処方されたのがなんとか解毒湯。
みぞおちの痛みが更なるストレスを生んでいる悪循環。
まどマギのほむらちゃん状態。終わりのない旅。